2005年 11月 24日
お客様が離れていく「禁句」
だいたい、上記の時の私の気持ちは、想像していただけると思います。
実はこのとき、すでにあるコートを一枚決めて、梱包待ち(カバーをつけたり)をしていました。なんとなく、ほかのコートを見たり、触ったりしていた私に、「着るだけならタダよ」っていきなり黒いショートコートを手に持って着せようとする販売スタッフの方が寄ってきたのです。
一瞬、何を言われているのか、よくわかりませんでした。
私、このときは、コートを買う気は十分にあったんです。でも、自分のこだわりにあったものをゆっくり選びたい。それが私のスタイルです。
わけわからずに、がんがん試着して、あやふやなうちに購入してしまうようなお客様とは、私は違うんですけどね。
この販売スタッフの方には、申し訳なかったけど、「あなたのそういう言い方、好きじゃないので」と言って、その場から立ち去りました。そして、コートの梱包が整ったので、私はレジに行き、自分のクレジットカードを出してサッと精算しました。
私にむりやり試着をすすめた人は、私がそのデパートの外商カードで精算するのをチラッと見ていました。きっと、ショックだったでしょうね。
外商客なら、本当は多少は高価な商品でも抵抗なく買うものです。そんな私に安っぽい接客をしてしまったんですもの。
まあ、その日、私も自宅の近くのそのデパートに行くのに、ほとんどノーメークでカジュアルな服装をしていたので、安っぽく見られても仕方なかったかも。自分の身なりも反省しないといけませんよね・・・。
でも、どっちにしても、お客様を見下すような、馬鹿にするような発言は、絶対にやめたほうがいいです。販売職についている方は、自分なりの「禁句集」などを作っておくといいかも知れませんね。
販売・サービスは、本当に大変な仕事です。でも、お客様に喜んでいただけた時の喜びは、かけがえがないものです。ぜひ、毎日がんばってくださいね。
by mikinagato
| 2005-11-24 20:48
| 小売業